はじめに
こんにちは!coach-aです!
coach-aは筋トレ歴1年半でベンチプレス70kg→120kg、スクワット100kg→145kg、デッドリフト100kg→160kgになることができました。
僕は筋トレを始めて少ししてからタバコをやめました。それまでは1日3〜4本くらいは吸っていましたね。
やめた理由はトレーニング強度が上がらない原因かもしれないと思ったからです。
タバコと筋トレの関係性を理解して、トレーニングにいかしてください。
タバコの中には200種類以上の有害物質が含まれています。
その中でも特に
- ニコチン
- 一酸化炭素
- 活性酸素
の3つが筋トレをしている人にとっては関係しているようです。
喫煙が筋トレにもたらすメリットとデメリットを3つの物質と関連させてみていきましょう。
喫煙と筋トレの関係性〜メリット〜
ニコチン
ニコチンがもたらす良い効果
- 男性ホルモンが増えて筋肉がつきやすくなる
- 頭がスッキリする
ニコチンは依存性があることで有名ですね。
このニコチンは筋トレにとってプラスの働きをしてくれそうです。
ニコチンにはアロマターゼという酵素を抑える作用があります。
アロマターゼには女性ホルモンを増やす役割があり、アロマターゼを抑えるということは女性ホルモンを減らす、つまり男性ホルモンを増やす可能性があるということになります。
筋トレをしている人にとって、男性ホルモンが増えると筋肉がつきやすくなるというメリットがありますね。
また、脳内には神経伝達物質であるアセチルコリンというものが存在します。
このアセチルコリンがくっつく受容体にニコチンがくっつくと頭がスッキリするということが分かっています。よく、タバコを吸うとスッキリするというのはこれのことです。
頭がスッキリすることで集中してトレーニングに臨むことができます。
喫煙と筋トレの関係性〜デメリット〜
一酸化炭素
一酸化炭素がもたらす悪い効果
息が上がりやすくなるのでトレーニング強度が上がらない
タバコの中には一酸化炭素が含まれます。
この一酸化炭素はヘモグロビンと結合しやすいという特徴があり、ヘモグロビンは酸素と結合して全身に酸素を運ぶ役割をしてくれています。
しかし、この一酸化炭素は酸素よりもヘモグロビンと結合しやすいので、体に酸素が供給されない状態になり、いわゆる酸欠の状態になります。
酸欠状態になるとトレーニングの強度は上がりません。息を吸っても酸素が足りないので体を動かすことができない状態になります。
活性酸素
活性酸素がもたらす悪い効果
トレーニングの回復が遅くなる
病気の原因になる
活性酸素が増えることで筋肉のタンパク質が酸化されてしまい、トレーニングの回復が遅くなることが分かっています。
また、活性酸素はDNAや遺伝子に傷をつけてしまうので病気の原因になります。喫煙をして活性酸素が増えることで肺がんになるリスクが高まることも分かっています。
筋トレをする目的は人それぞれですが、健康になるためや人生を豊かにするためにという目的で筋トレをやっている人が多いように感じます。
肺がんになったりするリスクが高まるのであれば本末転倒ですよね。
体験談
coach-aも筋トレを始めるまではタバコを吸っていました。
筋トレは無酸素運動なのでタバコの影響はそこまでないと思っていたんですね。
しかし、スクワットデッドリフトをやっている時に6〜7回目で頭がクラクラしてました。ここからの追い込みが大切だという時に力めなかったのでトレーニング強度は上がりませんでした。
そんなこともあってタバコをやめる決意をしました。
タバコをやめるというのは簡単ではありませんね。
何度もやめては、また吸い始めてを繰り返した記憶があります。タバコをやめようと思ってからは吸う本数は減らすことはできましたが、完全にやめることはできていませんでした。
そんな僕がどうやってタバコを完全にやめたかというと、
箱の中にまだ沢山タバコが入っている状態で手放すということをしました。
よく、「この箱を吸い終わったらやめよう」と思ったりしていました。が、それでは絶対にやめられません。
ポイントは沢山タバコが入っている状態で手放すということです。500円も出して買ったものをすぐに手放すと、もったいないという気持ちが生まれます。このもったいないという気持ちを上手に活用できるかどうかが大切です。
タバコをやめてからトレーニングの強度は間違いなく上がりました。頭のクラクラは起こらなくなったし、最後の最後まで追い込めるようになりました。なにより息切れがあまりしなくなったのがすぐに実感できました。
タバコをやめたいと思っている人がいたら、ぜひ沢山入っている状態で手放してみてください。
タバコとあわせてアルコールにも十分に注意しましょう。
筋トレとアルコールの関係性【飲酒はしても大丈夫?体への影響について】もあわせて読んでください。
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